- 売上はあるのに利益を残せない中小企業の原因
- 中小企業が利益を改善するための戦略
- 今日からできる顧客理解のための行動4選
マーケティングが機能していないと悩んでいませんか?
良いものなのに売上が伸びない、想いやこだわりはあるのにうまく顧客に伝わらない、その原因はノウハウ不足でも商品が悪いからでもありません。前提にある戦略と戦術、そしてその橋渡し部分が機能していないことにあります。BELIFEは、年商1億〜15億円規模のB2C事業主のマーケティング支援事業歴約5年・創業以来継続率100%※の実績がある伴走型支援をする会社です。
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中小企業の利益とは?
一般的な利益とは?
一般的なビジネス書や決算書において、利益=売上−原価(および経費)という計算式で定義されます。これは会社の経営状態を客観的に把握するための帳簿上の数字としての見方です。
会社を存続させる上でこの数字の管理は欠かせませんが、これらはあくまで取引の結果に過ぎません。この計算式だけを見て「とにかく売上を増やすか、経費を削るか」という表面的な数字合わせに終始してしまうと、長期的で本質的な利益改善からは遠ざかってしまいます。
BELIFEが重視する現場での利益とは?
私たちBELIFEでは、利益=顧客が自社のサービスに感じてくれた価値の総量であると捉えています。
顧客が満足して感謝の対価として手元に残るものが本来の利益であり、不要な広告や押し売りで得た利益は長続きしません。この利益は自社の社員を守り、次の顧客へより良いサービスを届けるための資金となります。そのため、適切な利益を確保すること自体が経営者の大きな責任と言えます。
利益を左右するLTVとCACのバランス
マーケティングの観点から利益を決定づける最も重要な指標は、LTV(顧客生涯価値)とCAC(顧客獲得コスト)のバランスです。LTVは一人の顧客が生涯で自社にもたらす利益を指し、CACは一人の顧客を獲得するためにかかったコストを指します。
いくら新規の客数が増えても一回限りの利用で終わってしまえば獲得コストばかりがかさみ、利益は一瞬で吹き飛びます。獲得コストに対して顧客が継続的にもたらす利益が上回っているかどうかが、ビジネスの健全性を測るバロメーターとなります。
中小企業が利益を残せない原因
では、売上が立っているのに利益が残らない会社の原因は何なのでしょうか?

原因①:売上正義の思考
売上の規模だけを追い求めると利益を圧迫してしまうことがあります。数字を優先するあまり、自社の価値と合わない価格重視の顧客まで無理に集めてしまうからです。その結果、クレームやイレギュラーな対応が増えて現場が疲弊し、利益が残らない悪循環に陥ってしまいます。
原因②:ターゲット外への広告と安売り
ターゲットから外れた層にコストをかけることも利益を削る原因です。売上を急ぐあまり無差別に安売りをしたり、むやみに広告費をばらまいてしまうためです。自社に合わない顧客は一時的に集客できても長続きせず、無駄な獲得コストばかりがかさんで利益を圧迫してしまいます。
原因③:自社の数字を把握していない
自社の数字を正確に把握していなければ、利益改善の打ち手は考えられません。お金の管理を税理士に任せきりにし、毎月の決算数字を知らないケースも多く見られます。何に経費がかかっているかが見えなければ無駄を発見できず、利益体質への改善は遠のいてしまいます。

中小企業が利益改善するための戦略5選
利益が出ない構造から抜け出すためにただ闇雲に動くのではなく、顧客の購買プロセスに合わせた戦略の転換が必要です。

戦略①:単価を上げる
ここで言う単価アップとは、商品の値上げだけを指すのではありません。無理に押し売りをするのではなく、顧客自身が自分に必要な価値だと気づく仕組みを作り、自社の他のサービスも自然と検討してもらうアプローチです。ただ何でも勧めれば良いわけではなく、アップセルやクロスセルも顧客の課題解決に繋がった結果として単価が上がるのが正しい形です。

アップセルはより上位のプランを提案すること、クロスセルは関連商品を勧めることです。どちらも手当たり次第に勧めるのではなく、顧客が納得した上で自然に単価を上げる有効な手法です。
戦略②:ターゲットの解像度を上げる
ターゲットは単に狭く絞り込むのではなく、顧客像の解像度を上げることが求められます。カメラの絞りを調整してピントを合わせるように、自社を求めている層の姿を鮮明にしていくイメージです。ニーズの異なる複数のペルソナを想定し、それぞれの顧客がなぜ自社を選んでくれるのかという理由を深掘りしていくと的確なアプローチが見えてくるはずです。



ペルソナを絞りすぎるのは間違いです。顧客それぞれの多様なニーズにピントを合わせていきましょう。
戦略③:リピートへの予算配分
新規顧客の獲得だけでなく、既存顧客が戻ってくる仕組みに予算を振り向けることも利益改善につながります。既存顧客の維持コストは新規獲得コストよりも低いため、リピート率の向上は利益率の改善に直結します。



1回利用してくれた顧客がもう一度来てくれるような施策にしっかりと予算を回すことが、長期的な利益体質をつくるカギとなります。
戦略④:商品構成の再設計
顧客がスムーズに意思決定できるように、商品構成を再設計することも重要です。試しやすい導入商品を用意し、買いやすさや続けやすさまで意識した動線を整えることで、顧客が迷わずに価値を受け取れる状態を作れます。



どんなに良い商品も買いにくければ使われません。ターゲットがお試しから継続までストレスなく進めるように動線を整えてあげましょう。
戦略⑤:コスト最適化
最も即効性があるのは、無駄なコストの削減です。昔から使っているという惰性で今の自社に合わない高額なプランや効果の薄い広告に予算を割いていないかを見直します。必要な投資と削るべき無駄を冷静に判断するだけでも、無理なく利益体質へと近づくことができます。



惰性で高額なプランを使い続けるのは、高い携帯料金を払い続けているのと同じです。代替手段を検討して不要な経費は削りましょう。


BELIFEが提唱する|利益改善の行動4選
5つの戦略を自社で実行するには、前提として顧客理解が不可欠です。
顧客が何を求めていてなぜ自社を選んだのかを知らなければ、的確な単価アップもターゲット設定も行えません。社内の推測を捨てて、現場の事実を集めるための4つの行動を紹介します。


行動①:顧客になぜ買ったかを直接聞く
顧客が自社の商品やサービスを購入した理由を直接ヒアリングすることは必須です。社内での推測や想像に頼るのではなく、実際の顧客の声という事実を集めることで初めて改善の糸口が見えてきます。最初は一つの商材につき、最低10名から15名程度に直接話を聞くのが理想的です。一定の人数から意見を集めることで、顧客が感じている価値や共通の傾向が確実に見えてきます。
行動②:失注顧客になぜ選ばなかったかを聞く
購入してくれた顧客だけでなく、無料のお試しプランのまま有料に移行しなかった人や商談後に契約に至らなかった人にも理由を聞きに行きます。なぜ継続や購入を見送ったのかという率直な理由の中には、商品構成を見直すためのヒントや新しいビジネスチャンスが隠されています。
行動③:勝ちパターンが見つかるまでヒアリングを繰り返す
顧客へのヒアリングは数人に聞いて満足して終わらせるものではありません。顧客が価値を感じる独自の理由が明確になり、自社の成功パターンがはっきりと見つかるまでは現場に出て直接声を聞き続ける必要があります。一度勝ちパターンが見つかってしまえば、あとはその精度を上げていくだけで効率的に利益を改善することができます。
行動④:利益のための顧客理解を最優先にする
日々の業務に追われていると目先の対応が優先されがちです。しかし、今の自社の顧客を知らないままではどれだけ業務をこなしても本質的な利益改善にはつながりにくくなります。まずは業務の優先順位を見直して、利益の源泉である顧客の声に耳を傾ける時間を最優先で確保していくことが大切です。
利益体質への改善をプロと伴走して進めませんか
自社だけで客観的な事実を集めるのが難しいと感じた方は、ぜひ一度ご相談ください。
弊社は、徹底した顧客目線で経営者と伴走するマーケティング支援を行っています。顧客理解を最優先にする体制づくりからサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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まとめ|利益を残せるかは優先順位と行動で決まる
【考え方】売上ではなく顧客が感じる価値を追求する
利益は自社のサービスが顧客の役に立った量に比例します。売上という数字だけを追うのではなく、顧客から感謝される価値を最大化することに経営の意識を向けましょう。
【行動】推測を捨てて現場の事実を集める
経営者の勘に頼らず、現場の数字や顧客の生の声という事実を集めましょう。忙しさの中でも顧客を知る時間を最優先に作り、勝ちパターンが見つかるまでヒアリングを繰り返すことが利益改善の第一歩です。






