【浜松企業紹介】焼肉 樂|人が集まる楽しい場所を。若き店主の志が息づく焼肉店

焼肉樂について

浜松市中央区大島町で「焼肉 樂(がく)」を営む、馬渕岳さんにお話を伺いました。焼肉屋と聞くと、効率よくお肉を提供して回転率を上げるイメージが先行しがちですが、焼肉樂は少し違います。

飲食店という形を通して人が集まれる場所を作りたい。 その純粋な志から生まれたこのお店は、早く仕事を回すかという飲食業界のセオリーとは少し違い、お客様との会話や温かい空間づくりに重きを置いています。

さらに、若狭牛を独自ルートで仕入れ手切りで提供。家族で気兼ねなく、美味しいお肉を楽しんでほしいという思いから、見えない手間と時間を惜しみません。

今回は、そんな馬渕さんに事業の原点から、お店づくりに込めた熱い志まで、詳しいお話を伺いました。

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目次

人が集まる楽しい場所を作りたい

―― 本日はよろしくお願いいたします。まずは、開業の原点となる思いを教えてください。

原点は大学時代のアルバイトがきっかけです。「焼肉屋をやりたい」というよりも、「飲食店という形を通して、人が集まれる場所を作りたい」というのが一番の動機でした。地元である浜松に帰ってきた時、大人になってもフラッと来れるような場所が少なくなってきていると感じていたんです。自分の知り合いはもちろん、全く知らないお客さん同士でもここで良い関係になれるような、そんな場所を作りたいと強く思いました。

―― 店名の「樂」には、どのような思いが込められているのでしょうか?

すごく深い理由やかっこよく飾ったコンセプトがあるわけではないです。ストレートに楽しいという字をそのままお店の名前にしました。

私自身、これまで飲食店で働いたりいろんなお店に行ったりする中で、ずっとみんなが心から楽しく過ごせる場所を求めていたんだと思います。美味しいお肉を食べて、他愛もない会話に花を咲かせて、純粋に楽しい時間を共有できる。そんな場所を自分自身の手で作りたいという思いが根本にあったので、小難しい名前をつけるよりも、お店の目的そのものである「樂(たの)しい」という言葉をそのまま掲げようと決めました。

会話と温かさが店の価値

―― お店づくりにおいて、他店と差別化している、樂ならではの強みは何でしょうか?

お肉にはもちろん自信を持っていますが、サービスや声かけ雰囲気づくりで、また来たいと思ってもらえるような働きかけを特に意識しています。飲食店の常識として「いかに早く仕事を終わらせるか」という効率性を求められがちですが、効率を追わず、お客さんとの時間を何より大切にしています。手伝ってくれているスタッフもお客さんと喋り始めたら止まらなくなったりもしますが、その距離の近さや人との繋がりから生まれる温かい雰囲気こそが、うちの価値だと思っています。

―― 利益重視ではなく、空間づくりを優先されているのですね。

そうですね。もちろん生活するために利益は必要ですが、そこに全振りしたくはないんです。半分くらいが子連れのお客さんなのですが、元保育士の母親もお店を手伝ってくれていて、手が空いている時はお客さんのお子さんの相手をしてくれたりしています。そうやって余裕のある時にお客さんをサポートし、関係性を作ってくれるのは本当にありがたいですし、それが結果的に私が思い描いていた楽しい空間に繋がっています。

安くて美味しいを実現する

―― お肉や価格設定にも、お客様への思いが込められていると伺いました。

はい、福井での修行時代にご縁のあった若狭牛を仕入れています。自分が浜松に帰ってきて焼肉屋に行ったとき、焼肉屋さんは少し高いなと感じました。だから、家族でも来られるようにお酒を飲まなければ1人3500円程度で美味しいものが食べられるお店にしたかったんです。食べ放題は少しきついけれど、少し美味しいものを食べたいと思った時の選択肢になれるよう、独自のルートで福井から仕入れ、価格を抑えて美味しいお肉を提供しています。

―― タレのこだわりや、お肉を手切りしていることについてはいかがですか?

タレは3種類すべて手作りで、特にお客さんから反響があるのが味噌だれです。お肉に関しても、あらかじめ切ってあるものを仕入れるのではなく、手間をかけて手切りをしています。機械で切ったり冷凍を繰り返したりするとどうしても鮮度が落ちてしまうので、お肉専用の良い冷蔵庫を買い、ロスが出ないように毎日全種類を切って、2日以上持ち越さないように徹底しています。時給換算したら考えたくもないくらい見えない手間はかかっていますが、お客さんに喜んでもらうためには妥協できません。

やれることは全力で。修行時代が培った、お客様への誠意

―― 福井での修行時代は、現在の店づくりにどのような影響を与えていますか?

修行先の代表は人が嫌がることをやるのが商売だと言って、夜5時〜朝5時まで1年間以上休みなしで働いているようなものすごいエネルギーの人でした。そこでの影響は強く受けていて、うちも閉店間際の遅い時間にお客さんが来ても、絶対に断らないようにしています。やれることは全力でやるしかないという姿勢は、そこで学びました。

―― それが今の「樂」のアットホームな接客に繋がっているのですね。

はい。全然知らないお店に行くより、あそこに行けばフラッと楽しく喋れると思えるお店の方が選ばれるんだと、その時に肌で感じました。料理をただ運んで効率よく回すのではなく、お客さんとの距離を大切にし、会話を楽しむ。今のうちのお店が利益や効率よりも人との繋がりを大切にしているのは、まさにこの時の原体験があるからこそです。

―― 最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

お店をオープンしてから、もちろん大変なこともありますが、それ以上に毎日が本当に楽しいんです。友人や知り合いが来てくれるのも嬉しいですが、全然知らないお客さんがふらっと立ち寄ってくれて、「美味しかったよ」「雰囲気が良かったからまた来るね」と言って帰って行かれる。その瞬間に立ち会えることが、今は何よりの幸せです。

人が集まる楽しい場所を作りたいという思いからスタートしたお店なので、お客さんが笑顔で過ごしている姿を見られることが一番のやりがいです。うちは気取ったお店ではありませんし、効率よくお肉を運ぶような接客もしていません。お子様連れでも全く問題ありませんし、家族みんなでゆっくり食事を楽しめるような空間を大切にしています。

これからも地域にしっかり根差して、初めての方でもちょっと美味しいお肉を食べに行こうか、あの店に行けば楽しく喋れるなと気軽に思い出してもらえるような、少しずつでも楽しいなと思ってもらえるお店に育てていきたいです。ぜひ一度お気軽に焼肉を食べに来ていただき、樂で少しでも楽しい時間を提供できたらなと思います。

インタビューを終えて

効率性や目先の利益を最優先するお店が多い中で、自分が楽しいと思える場所、お客さんが心からくつろげる空間を何よりも大切にする焼肉樂の店主馬渕さん。その言葉の端々からは、飲食という仕事への覚悟と、地元・浜松の人々に対する温かい思いが溢れていました。

美味しい焼肉を、家族で気兼ねなく楽しみたい、お店の人との会話も楽しみたい。そんな方は、ぜひ一度焼肉 樂へ足を運んでみてください。手作りの味噌だれと若狭牛、そして馬渕さんの志が息づくアットホームな空間があります。

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