浜松市の高塚に拠点を構えるクオーレ鍼灸院。
整骨院や鍼灸院と聞くと、保険診療で決められた施術を行ったり、高額な回数券の購入を勧められたりするイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、クオーレ鍼灸院はそうした業界のセオリーとは全く異なる道を歩んでいます。
マニュアルや売上ノルマを一切排除し、完全自費診療で患者の不調を根本から改善することだけにフォーカスする。そこには、医師に見放されたような不調にも真っ向から向き合い、見えないところで絶え間ない努力を重ねる院長の熱い志がありました。
今回は、クオーレ鍼灸院の院長に事業の原点から施術への強いこだわりまで、詳しいお話を伺いました。
※クオーレ鍼灸院の詳細はこちら
名前の由来は心と身体の避難所

―― 本日はよろしくお願いします。まずはクオーレ鍼灸院という名前の由来を教えてください。
よろしくお願いします。もともと、イタリア語で心の避難所を意味する「リフュージオ・デル・クオーレ」という名前をつけようとしていました。ただ、長くて覚えてもらいにくいかなと思い、現在の名前に落ち着きました。この言葉には、オーナーの強いこだわりと想いが込められています。
―― 具体的にどういった想いが込められているのでしょうか。
大きく分けて2つの想いがあります。一つ目は、身体の痛みや不調を抱えて来てくださる患者様の、心と身体を癒す避難所であること。そしてもう一つは、鍼灸師にとっての避難所でもありたいという想いです。
現在の鍼灸業界は、せっかく免許を取っても1年間持たずに辞めてしまう人が非常に多い状況です。売上ノルマや厳しいマニュアルに疲弊して挫折しそうな鍼灸師たちが、ここへ来て立て直すきっかけになればという願いが込められています。
―― 働く鍼灸師にとっても救いの場所なんですね。浜松を開業地に選んだのも、そうした想いからですか?
はい。私たちは教育そのものを非常に大切にしているのですが、浜松には鍼灸の大学があります。実際に、臨床の現場を知りたいという鍼灸学生が勉強に来ることもあります。これから鍼灸師を目指す学生さんたちと関わりやすい環境であることも含め、この場所を選びました。
西洋医学と東洋医学の融合。マニュアルのないオーダーメイド施術

―― 院長ご自身は、なぜ医師ではなく鍼灸師の道を選んだのでしょうか。
現代は、MRIやCTなどの画像診断や外科手術の技術が本当に素晴らしいです。その一方で、画像に異常は写らないけれど、確実に痛みや不調があるというケースも多く存在します。そうした場合、医師ができることは湿布や鎮痛剤を出すといった対症療法が主流になってしまいます。
私は、そのような患者さんに対して心身ともにアプローチしたいという想いがありました。医師が原因を見つけられず、積極的なアプローチができない領域であっても、鍼灸であればカバーできます。そこに強みを感じ、この道を選びました。
―― 実際の施術では、どのようなアプローチをしていますか?
基本的には、人間が本来持っている自然な回復力を引き出す、東洋医学のアプローチをメインにしています。薬のような副作用がなく、身体に負担をかけずに根本改善を目指せるからです。
特に内臓疾患や自律神経の乱れ、睡眠障害、婦人科系の不調などには東洋医学が適しています。ただ、筋肉や関節などの整形外科的な痛みに対して即効性を出したい時は、西洋医学的な考え方も組み合わせています。
―― 施術のマニュアルなどはあるのでしょうか。
マニュアルはありません。患者様の症状は一人ひとり全く違うので、決まったやり方に当てはめるのは無理があると考えています。その人の症状に合わせて、スタッフそれぞれの得意な技術をゼロから組み立てる、完全なオーダーメイドの施術を行っています。
利益や回数券を追わない。完全自費診療にこだわる理由

―― 多くの鍼灸院が保険診療を行う中で、完全自費診療にこだわる理由を教えてください。
保険を使うと、どうしても施術できる部位やアプローチの幅に制限がかかってしまいます。鍼灸の最大限の良さを活かし、患者様に最大の価値を提供して不調を改善するためには、保険の枠組みの中では難しいと判断しました。患者様のことを第一に考えた結果の決断です。
―― 一般的な整骨院・鍼灸院では回数券を導入するケースも多いですが、あえて導入しない理由を教えてください。
あらかじめ決まった回数で改善する保証はありませんし、何より人によって改善のスピードは異なります。そのため、当院では通常の不調改善を目的とした施術において、回数券は用意していません。
定期的な継続が望ましい美容施術に関しては回数券をご利用いただく場合もありますが、基本的には毎回が1回勝負のつもりで施術に向き合っています。施術費も、ランニングコストを考慮した上でギリギリまで抑えています。
数字が語る信頼:リピート率90.3パーセントと絶え間ない研究

―― 回数券がない中で、通い続ける患者様が多いそうですね。実際の反響はいかがですか。
ありがたいことに、新規のお客様のほとんどがご紹介経由です。遠方からの帰省のタイミングなどで来てくださる一時的な方を除いた場合、リピート率は90.3パーセントという数字を維持しています。痛みが緩和した後も、定期的な身体のメンテナンスとして長く通ってくださる方が非常に多いです。
―― リピート率90.3パーセントは驚異的ですね。これほど選ばれる一番の理由は何でしょうか。
常に高い水準の施術を提供できるよう、学びの手を止めない姿勢にあると考えています。鍼灸の技術や医学は常に進化しています。目の前の患者様にとってより良いアプローチを導き出すために、日々新しい知識のアップデートや研究を重ねています。それが、信頼して身体を預けてくださる患者様への最低限の誠意だと考えています。
教育への情熱と圧倒的な自己責任の覚悟

―― 院長として、教育面で力を入れていることはありますか?
鍼灸は理論も大事ですが、「刺す感覚」や「効くイメージ」といった感覚的な部分が非常に重要な施術です。そういった見えない部分をできるだけ言語化し、自分の知識や技術は包み隠さずスタッフに共有しています。
また、施術を受けに来てくれる鍼灸学生に対しても、学校の国家試験対策で得る知識が、実際の臨床現場でどう活きるのかを伝えるようにしています。少しでも鍼灸の面白さを感じてもらえるきっかけになればと思っています。
―― スタッフや学生だけでなく、来院される患者様への向き合い方で意識していることはありますか?
私たちが患者様と接するのは、普段の生活の中のほんの30分程度です。残りの時間はご自身で過ごされるため、患者様自身の意識や行動が変わらなければ、本当の意味での改善には繋がりません。塾の宿題と同じように、日常で気をつけてほしいことや必要な知識を提供し、一緒に改善へと向かう姿勢を大切にしています。
―― もし、症状が改善しなかった場合はどのように受け止めていますか。
基本的には、自分の見立てが間違っていた、あるいは自分の技量不足だったと考えます。極論を言えば、私が完璧な施術をしていれば、患者様がどのような生活をしていても痛みや不調は出ないはずです。
なかなか改善へ導けないと悔しさはありますが、それが「もっと知識をつけたい」や「もっと技術を磨きたい」という、自分自身の成長の原動力になっています。
未来への展望とメッセージ
―― 今後の展望を教えてください。
院としては、スタッフが入れ替わっても当院のコンセプトがブレず、卒後教育の場としても成り立ち続ける組織形態を作ることが目標です。ただ、私個人としては一生涯プレイヤーとして、現場で患者様の施術をしながら生きていけたら一番幸せだと思っています。
―― 最後に、読者の方へメッセージをお願いします。
どんな症状であれ、改善することを絶対に諦めないでほしいです。病院に行って、「これは一生付き合っていく病気です」「検査結果では異状は見つけられませんでした」と言われ、諦めかけている人が世の中にはたくさんいます。
しかし、施術する側のアプローチ次第で、状況が良い方向へ向かうことは絶対にあります。私たちは、患者様を改善へ導くことを絶対に諦めません。少しでも可能性があるなら、最大限の還元ができるよう全力を尽くします。なんとかなるかもしれないと希望を持って、ぜひ気軽にこの避難所へ頼ってきてください。

インタビューを終えて
「どんな症状であっても、何かしらの変化や改善の糸口を見出せる。すべては施術する側のアプローチ次第」
その言葉に、院長が抱く施術家としての凄まじい覚悟と圧倒的な当事者意識を感じました。
効率化や目先の利益、マニュアル化が進む現代において、あえて効率を度外視して目の前の患者様一人ひとりと真っ向から向き合うクオーレ鍼灸院。その誠実な姿勢と常に技術を磨き続ける研究熱心な努力が、90.3パーセントという驚異的なリピート率を生み出し、誰にも真似できない深い信頼を築き上げています。
「どこに行っても改善しない…」
「この痛みとは一生付き合っていくしかない…」
このように不安や諦めを感じている方はぜひ一度、浜松のクオーレ鍼灸院の扉を叩いてみてください。そこには、決して諦めることなく、あなたと一緒に最善の道を模索してくれる温かい心と身体の避難所が待っています。
\ 完全予約制となります! /



